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凍結路面で滑りにくい靴、滑り止め 2021

凍結路面に強い靴、滑り止め

札幌に住んでいると毎年4ヶ月以上雪道を歩かなければなりません。
なので北海道民は雪の積もっていない期間に履く夏靴と根雪(積雪状態が続くこと)期間に履く冬靴を持っていて、女性の場合はさらに比較的歩きやすいショートブーツと寒さ対策に加え大雪の時靴の中に雪が入ることを防ぐためのロングブーツの2種類を、積雪状況によって使い分けてる方が多いと思います。

そんな雪国必須アイテムとも言える冬靴で最も重要なのは靴底。
購入した時にすでに雪道仕様の靴底になっている時もあれば、ミスターミニットやシェリーの店などの修理店に持ち込んで自分で張替えなければならない時もあります。
スキー、スケート等ウインタースポーツがからっきしダメな私は凍結路面は大の苦手で、できることなら1ミリも滑りたくありません(無理だけど…)。
しかし「なるべく滑らないように歩く→自然とスピードが普段の半分以下に→一緒に歩く人から遅れて迷惑をかける」となるので、凍結路面対策は毎年悩ましい問題となっています。
ただでさえブーツが足に合わずカスタマイズで四苦八苦してるのに…。

とはいえスタッドレスタイヤの性能が年々良くなっているように、冬靴も滑りにくい靴、滑り止め、冬底も進化し続けています。そこで昨年あたりから実際に使用してみて「これは効く!」と思った靴、アイテムをいくつかピックアップしてみました。

凍結路面で滑りにくい靴

メレル スノーブーツ Coldpack Ice+ Stretch Polar Waterproof

秀岳荘のサイトで体験イベントの情報を見かけて気になっていたもの。昨シーズンあたりからアウトドアショップ以外でも大きく展開されているのですでにご存じの方も多いはず。
短靴とミドルブーツの2種類があり、シーズンごとにデザインのマイナーチェンジがあるものの、いかにもアウトドアという感じの色デザインではなくタウンユースできそうなところが素晴らしい。
実際に購入した時店員さんが「店内で一番凍結路面で滑りにくいです」と太鼓判を押しただけあって、このVibram ARCTIC GRIP(ヴィブラム アークティック グリップ)を使用したシリーズは他の冬底に比べるとグリップ力が確かに違う。このブーツを履くようになってから、恐々歩いていた凍結路面への苦手意識が少しなくなりました。
性能は申し分ないけれど、価格がお高めなのと3年くらい経つと効きが悪くなるらしく、張り替えもできない点がコスパ的にマイナスかな。

凍結路面に強い滑り止め

日進ゴム 氷雪用ソール ハイパーVスタッドレス SS-02

こちらも秀岳荘で購入。下の動画を見るとよくわかるけどこれはかなり滑りにくい。ヒールのある靴には使えないのでカジュアルなアウトドアブーツか長靴専用となりますが、靴の色が黒なら比較的目立たないし、スパイクを使用していないのでカチャカチャ音や床を傷つけることもなく、着けっぱなしでもOK。私は昨シーズンから愛用しているキーンのウインターブーツに着けっぱなしにしています。


〇ストッパ氷止め!
コンビニで良く売ってる着脱式スパイク。どうせ観光客向けなんでしょとバカにすることなかれ、凍結路面での性能はピカイチでどう頑張っても無理なアイスバーンでは実は一番頼りになるかも。室内に入るとスパイクのカチャカチャ音がひどいし歩きにくいため、いちいち外さなければならないのが少々面倒ですが、コンパクトにたためて価格は1000円もしなかったのでコスパ的には悪くない商品です。一瞬下痢止め薬を思い出すネーミングはご愛敬。

靴底の張り替え

〇ミスターミニット
滑り止めの装着が難しいヒール靴は、シーズンごとの冬底への張替が基本。
私がシーズン前に行くミスターミニットでは3種類の冬底がありますが、凍結路面に対しては一番高いアイスバーン用がやはり滑りにくくておすすめ。しかし価格が少し高く減りも他の2つより早いので、特に踵は毎シーズンの張替が必要なのでコスト面ではかなり痛い。価格を調べようとしたけど公式サイトには冬底まで載せてないんですね…。

その他の試してみたい凍結路面対策

職人工房の滑り止め
以前は大通ポールタウンにありましたが現在は北大前に移転。
店頭にサンプルの氷を置いていたくらいなのでかなり性能には自信があると見た。来シーズンはここの冬底を試してみようかな。

〇マイ砂の持ち歩き
道路脇の砂箱に置かれている砂を持ち歩きやすいようペットボトルにつめればいいんじゃないかと考えたことがありましたが、検索してみると札幌市のサイトにもありました。
しかしペットボトルに入る量とはいえ砂は砂なんで、重さを考えるとあまり現実的じゃないか…。

コロンビア サップランド
メレルと同じVibram ARCTIC GRIP(ヴィブラム アークティック グリップ)を使用したシリーズは今シーズンからコロンビアも採用しているようです。コロンビアのシューズは全体的に幅広な印象があるので、その辺の問題がクリアできればメレルより手ごろで魅力的かも。

最後に

2月に入ったとはいえ北海道ではまだしばらく雪道、凍結路面に気を付けながら歩かなければならない日々が続きます。
うっかり滑って転倒してしまうと、年配の方ではなくても打ち所が悪ければ骨折の可能性があるので、色々なグッズを利用しながらできる限りの凍結路面対策をしていきたいですね。

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