20代の頃は、市販の靴が自分の足に合ってないなんて考えたこともありませんでした。
3cm以上のヒールパンプスを1日履いていられないこと、
足指の中で1番長い人差し指がいつも曲がっていること、
足の裏の人差し指の下に魚の目ができて、定期的にスピール膏を貼って除去しなければならないこと、
親指の爪が巻いていること、
歩くと踵が浮いてしまい悩んでいたら、売り場の人に「中敷きで調整できますよ」と言われて、少し足指が窮屈でも我慢して買ってしまったこと…
どれもこれも普通のことで、皆そんなものかと思ってました。足に合う靴を履くことがどんなに快適なことか知らなかったのです、5年前までは…
きっかけは行きつけのカイロプラクティックの先生の一言。「運動不足気味だから歩いた方がいいよ。足に合った靴を履いてね。」
そこで紹介されたのは「モイワ山荘」というお店。ここで足裏を見もらった時、「あー数分間立ってるだけで、横アーチが崩れてくるね。足幅も狭いし。」との判定…。早速の足へのダメ出し、凹みました。まあ、20代の10年間はほとんど運動らしい運動をしてないから、当然の結果かもしれませんが…。
在庫のあるもので合うのはこれ一足と勧められたのが、アシックスのGT2130 NEW YORK-slimでした。しっかり足を固定できる紐の結び方も教えてもらって、いざ外を歩いてみると…
足と靴が一体になってる!かかとが浮かないし、足指にもゆとりが!
これが足に合う靴なのか…と驚愕しました。今まではスニーカーすらきちんと履けてなかったのですね…。